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music in more natural “音楽をもっと自然に”

Music in more natural “音楽をもっと自然に”


ストラディバリやガルネリが製作した楽器は素晴らしい。しかし、彼らの形をただ真似する楽器には何の価値もない。彼らの意思を継ぐこと、自らの内面に問い続けることによって得た発想や技能、そして何より木の心を読み、水、空気、土に尊敬の念を抱き自然から表現すること。それが良い楽器へと繋がるはずだ。



2020年7月6日月曜日

HPリニューアルのお知らせ


Grace&SonsViolins
ホームページをリニューアル致しました。

Grace&SonsViolins



Safariで画像がうまく変換されないことがあるようでして、Google chromeでの閲覧をお勧め致します。


こちらのサイトはブログで継続致します。

引き続きよろしくお願い致します。

2020年5月28日木曜日

viola

完成しました。Andrea Guaruneriモデル
ハイアーチで空気感のある音色を目指して。これからどんな楽器になっていくのか楽しみです

2020年5月7日木曜日

Covid19による休業延長のお知らせ

政府の緊急事態宣言の延長に伴い、今月末まで休業延長致します。
尚、修理に緊急を要する場合、前日までのご予約頂けましたら対応致します。

よろしくお願い致します。

2020年4月16日木曜日

2020年3月26日木曜日

new viola


有名なアンドレア・ガルネリのjosefowitzから
数値をもって自分で幾何学デザインします。

アンドレア・ガルネリといっても作業はその息子、フィリウス・アンドレアの作品。

そのスタンスや意図を感じとりながら、出てくる音色、雰囲気を見つめながら製作していきたいと思います。
この楽器もアマティからの影響を多大に受け、試行錯誤が感じられます。常に幾何学に乗っ取り、彼らが目指していたものを見つめる努力をし、自らも製作の意味を問いかけることを意識しながら作っていきたいと思っています。



2020年2月13日木曜日

なぜ楽器を製作するのか

これまで職人という響きやルシエ、アーティストという言葉に、どうも当てはまらない違和感をを感じ続けていた。

やっていることは、バイオリンを作っているのだけれど、やりたいことは生命や自然の摂理のなかに違和感なく(自然のなかに、ぽんっと置いてあっても馴染むような)楽器を作ること。金属音ではなく、山脈の中に涌き出る清流のような澄んだ音、岩肌を乗り上げ力強さのある激流のような低音。侘び寂びというと急に分かりにくくなるが、私がアンティークフィニッシュを好むのは豪華絢爛ではなく、自然の中の質素な寂びのような美しさ、一方自然の猛威を視覚的にも表現したいからである。

バイオリン職人というと、技術があり、厳格であるイメージで、またアーティストは発想豊かで奇抜。どちらも製作をする上でやろうとしていることと明らかに違うから違和感があるのだと思う。

楽器を作る上で、職人でもアーティストでもないとすれば、私は『表現したい』だけなのかもしれない。

現代の便利で無機質で自己顕示の強い時代に、自分達は所詮、地球上のある種の動物であり、他の全てと同様生き死ぬ存在であることを、音楽をもって垣間見ることができるような瞬間を味わえる楽器をつくることが私の使命であり、目的なんだと思う。

世の中に流通している迫力のある楽器をつくる製作者ではなく、日本古くから残る自然と調和する心がある表現者になる。

2019年12月23日月曜日

Strad model c1710

今回はコピーではなく1708年頃から1710年ごろにかけてのストラドからインスパイアされた楽器を製作しようと実践。

というのもコピーをすると寸法やその楽器の特徴に捕らわれすぎるため。

この時期のストラドの意思を感じとり、どんな音を求めたのか、なぜゴールデンピリオドたるべき楽器になったのか。そこから共感しながら自分の個性を出したい。

2019年の製作は力が入り、綺麗に作ろうとか良い楽器を作ろうと考えすぎた。大切なのはバランスが取れるかどうか。陰にも陽にも振れるためにはそれが必要。

どうしても許せない部分以外は気楽にいければいいのかなという心構えで2020年を迎えられればと思っております。

2019年7月21日日曜日

オーストラリアcongress

ワークショップに行ってきました。
バサーストというシドニーからブルーマウンテンを越え200キロくらい離れた町。

普段孤独に作業しているからか、周りに沢山作業しているひとがいるのが新鮮だった。チューターはジェリーパセヴィッチ、ピーターグッドフェロー、デヴィッドバージェス、ヒューウィトコム、ライナーベルハルツといった世界中の一流職人たち。

しつこく質問したり、そういう人たちとコミュニケーションとるだけで、非常に刺激になるし、成長できた気がした。そのような場所に身を置くことをこれからも大切にしていきたい。


2019年6月28日金曜日

Stradivariusモデル

新たにストラディバリ1704年Betts

pフォーム(ストラドの内枠)で作られた代表的なモデル

ストラドの中ではアーチが高く、コーナーが長いのが特徴です。

もっとも美しいといっても過言ではないBetts

ストラドや材料と対話しながら良い作品にしていきたい。

2019年6月19日水曜日

カルロベルゴンツィモデル





カルロベルゴンツィモデル完成。木と向き合い続けた。9月にこのモデルのオリジナルの所有者に引き渡します。ウィーン交響楽団やバイエルン放送、バルセロナ交響楽団でコンサートミストレスとして活躍してきた方。音も渡す直前まで集中して調整したい。この楽器が健康で末永く世界で活躍できることを祈ります。